みなさんこんにちは!
美容鍼灸というと、顔に鍼をする施術を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、肌のハリやフェイスラインなど、見た目の変化を求めて来院される方もいらっしゃいます。
しかし、私が美容鍼灸を行ううえで大切にしているのは、お顔だけを見るのではなく、その方の心と身体の状態にも目を向けることです。
なぜ、顔以外にも鍼をするのか
当サロンでは、お顔への施術に加え、必要に応じて手足の経穴(ツボ)にも鍼を行います。
東洋医学には、症状のある場所だけでなく、離れた部位にも働きかけるという考え方があります。
例えば、手の甲にある「合谷(ごうこく)」は、顔や頭に関係する経穴として古くから用いられてきました。
近年では、鍼刺激による顔面部の血流変化や、合谷への刺激が顔の皮膚温度などに及ぼす影響についても研究が行われています。
こうした研究は、鍼刺激によって身体にどのような反応が生じるのかを考えるうえで、興味深いものです。
一方で、血流や皮膚温度などの変化が、そのまま美容効果につながると結論づけられるわけではありません。鍼の作用については、まだ十分に明らかになっていないこともあります。
施術後の「気持ちよかった」という言葉
日々の施術では、見た目の変化だけでなく、お客様からいただく言葉も印象に残ります。
「気持ちよかった」
「すっきりした」
「なんだか身体が軽くなった」
美容を目的に来院された方からも、こうした感想をいただくことがあります。
私は、このような施術後の感覚にも関心を持っています。
心地よさや気分の変化は、表情や顔の印象とどのように関係しているのでしょうか。
日々の施術のなかで感じてきたこうした疑問も、現在、大学院で心身の関係について学び、研究に取り組むうえでの関心につながっています。
外見だけではない「健康美」を
美容のお悩みは、人それぞれです。
肌の状態が気になる方もいれば、疲れや睡眠、日々のストレスなど、複数のお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
だからこそ、当院ではお顔の状態だけで施術を決めるのではなく、その日の体調や生活背景についてもお話を伺うようにしています。
だからこそ、は、お顔の状態だけで施術を決めるのではなく、その日の体調や生活背景についてもお話を伺うようにしています。
美容鍼灸でできること、まだ十分に解明されていないこと。その両方に目を向けながら、日々の臨床と学びを大切にしていきたいと思っています。
美しさは、顔だけでつくられるものではありません。
心も、身体も、美しく。
それが当院が大切にしている「健康美」です。