〜ついに実現!Pranic Healing と伝統鍼灸の世界へ〜
こんにちは!
鍼灸師の菅原です。
バリ島観光を満喫した翌日。
ついに、この旅のメインイベントがやってきました。
実は今回のバリ島旅行、ただの観光ではなく…
「現地の伝統的な鍼灸とヒーリングを受けたい!」
という想いからスタートしたんです!!
以前から気になっていた、バリ島の伝統医療。
日本の鍼灸とはどう違うのか?
現地の人々が大切にしている「癒し」とは?
この目で見て、この身体で感じたい。
そんな想いを胸に、ウブドの鍼灸院へ向かいました。
Akuh Suryana先生との出会い
訪れたのは、ウブドにある小さな鍼灸院。

お会いしたのはAkuh Suryana先生。
穏やかな笑顔と、どこか神聖さを感じる雰囲気の先生でした。
施術前のカウンセリングで驚いたのは、
先生が私の体調だけでなく、心の状態や生活背景まで丁寧に聞いてくださったこと。
「体と心は繋がっている。どちらか一方だけを診ても意味がない」
この言葉、日本の東洋医学でもよく言われることですが、バリ島の先生の口から聞くと、また違った重みがありました。
伝統鍼灸 × バリ島流
初体験!Pranic Healing の世界
いよいよ鍼灸の施術🪡

使われている鍼は日本のものとほぼ同じ。
ツボを選び、鍼を打っていく。

自然のリズムに身を委ね、無理に治そうとするのではなく、体が本来持っている治癒力を引き出していく。
この哲学に、深く共感しました。
施術後、体がすごく軽くなって、視界がクリアになったような感覚がありました。
同時に、自分が普段サロンで行っている施術についても改めて考えさせられました。
そしてその後始まったのが、Pranic Healing(プラニック・ヒーリング)。
正直に言うと…最初は半信半疑でした(笑)
体に触れずに、エネルギーを調整していくという施術。
スピリチュアルな世界観に、少し戸惑いもありました。
でも、実際に受けてみると…
なんだこれ、すごい!!
体に触れられていないのに、
ふわっと温かさを感じたり、ずっと張っていた肩がゆるむ感覚があったり。
理屈では説明できないけれど、確かに「何か」が動いているのを感じました。
先生曰く、「プラーナ(生命エネルギー)の滞りを取り除き、本来の流れを取り戻すことで、体は自然と回復していく」
とのこと。
エネルギー医学とでも言うのでしょうか。
日本の「気」の概念にも通じるものを感じました。
先生から学んだこと
施術の合間、Akuh先生とたくさんお話をさせていただきました。
「技術は大切。でもそれ以上に、
施術者自身の心の在り方が患者さんに伝わる」
この言葉が、心に深く刺さりました。
私自身、日々の施術の中で、
「もっと技術を磨かなきゃ」と焦ることもあります。
でも本当に大切なのは、
目の前の患者さんに、どれだけ心を込められるか。
バリ島で出会った先生の施術には、
技術を超えた「温かさ」がありました。
それは、長年この土地で人々の心と体に寄り添ってきた先生だからこそ醸し出せる、深い愛情なのだと思います。
この日体験したすべてが繋がる瞬間
鍼灸院を後にして、夕方には空港へ向かう時間が近づいていました。
施術を受けた後の心地よい倦怠感の中で、
この日体験したすべてを振り返っていました。
Pranic Healingでエネルギーの流れを感じたこと。
伝統鍼灸で自然との調和を学んだこと。
そして、Akuh先生から教わった「心の在り方」。
それらがすべて、一本の線で繋がっていくような感覚がありました。
普段、サロンで施術をしていると、どうしても日々のルーティンに流されがち。
でも今回の体験を通じて、
「なぜ私は鍼灸師になったのか?」
という原点に立ち返ることができました。
技術を磨くことはもちろん大切。
でもそれ以上に、
患者さん一人ひとりの心に寄り添い、 その人が本来持っている力を引き出していく。
それが、私が目指す鍼灸師の姿なんだと、
改めて気づかされました。
そして空港へ✈️
空港へ向かう車の中で、バリ島での短い滞在を振り返っていました。
短い滞在でしたが、バリ島では本当にたくさんの体験ができました。
コピ・ルアクの農場、 ティルタエンプル寺院での沐浴、 緑豊かなライステラス、 そして今日の鍼灸とヒーリング体験。
どれも忘れられない思い出です。
でも何より大切なのは、この経験を、これからの施術に活かすこと。
バリ島で学んだ「心の在り方」を胸に、また明日から、サロンで患者さんと向き合っていきます。
銀座美容鍼灸サロン My pace
鍼灸師 菅原