実家で母に施術をしたときのこと。
私の母は、
・悪性腫瘍摘出手術後の経過観察中
・リウマチとの闘い
・骨髄異形成症候群
この3つの病と日々向き合っています。
新潟の実家へ帰省した際、母に刺さない鍼とお灸、マッサージを施術すると、こんなことを言われました。
「貴方みたいなスタッフさんが病院にもいれば良いのにね」
その一言が、改めて鍼灸の可能性を強く感じさせてくれました。
複数の疾患を抱える方は、治療の優先順位や内服薬の影響、体力の制約などから、どうしても特定の症状が後回しにされることがあります。
ですが、鍼灸は薬に頼ることなく、自然治癒力を引き出しながら症状を和らげ、体をより良い状態へ導くお手伝いができます。
特にリウマチのような慢性疾患では、関節の痛みやこわばりが生活の質に大きく影響します。お灸によって血行を促進し、痛みを和らげ、自律神経を整えることで、体全体の回復力を高める効果が期待できます✨
西洋医学での治療と併用しながら、鍼灸を取り入れることで、体のバランスを整え、他の治療をサポートすることも可能です。
「まだ打つ手はある」と希望をお伝えできるのも、鍼灸の魅力だと改めて感じました。
お灸の心地よい温かさや、自然治癒力を引き出す力を、もっと多くの方に知ってもらいたいです。鍼灸はリウマチだけでなく、不眠や自律神経の乱れ、慢性的な疲れなど、さまざまな症状にもアプローチできます。
これからも鍼灸を通して、心と体に寄り添うケアを大切にしていきたいと思います😊